定年退職を迎えた人たちは、いろいろなセレモニーをしてもらって勤務先を後にします。では、自己都合によって退職をした場合には、どんなセレモニーが喜ばれるのでしょうか。この場合は、都合の内容によってセレモニーや退職祝いの仕方が変わってくるでしょう。女性の場合に多い結婚退社、いわゆる「寿退社」の場合は、何をおいても笑顔で送り出すことが重要でしょう。結婚は「第2の人生の始まり」と言われます。
結婚、出産といったことは何にも増して祝福の対象となります。花束といった贈り物を添えることも相手の気持ちを思っての自然な行為です。同業他社に引き抜かれたりした場合の退職祝いはどうしたらよいのでしょう。実際には同じ仕事をしてきた仲間として、内心は複雑です。でも、ここは心を大きく持って「どんなことがあっても頑張れ」とエールをとともに送り出しでやるのが無難です。いやみの一言や相手の失敗をあげつらうのは、あまり気持ちの良いものではありません。「お前ならきっと良い仕事をするはずだ」「あなたならきっと伸びて行くわよ」といった贐(はなむけ)の言葉を送りましょう。退職祝いには「餞別」が付き物ですが、これも退職者との関係の深さから判断すればよいのではないかと思います。お金はもらって困るものではありませんが、それほど親密な交流があったわけではないのなら気持ち程度を包めばよいでしょう。
気の許せた仲間だったり、退職後もお付き合いがあると考える場合の退職祝いは相手がもらって喜ぶものを、そっと自宅に送るのも良いでしょう。こうしたちょっとした気遣いが人生を楽しいものにしてくれますよ。